「キャンプ宣教充実の必要性」

「キャンプ宣教充実の必要性」
~奥多摩バイブルシャレーの働きを通して~

大倉寧 朝子
Yasushi & Tomoko Okura

  2003年に日本福音同盟主催で行われた「世界青年宣教大会」で実施されたアンケート(1)で 「あなたの信仰生活に一番大きな影響を与えたものは何ですか?」というものがありました。1,000名近くの有効回答の16.5%が「キャンプ」という項 目を選びました。信仰に関わる他の重要な選択肢がある中、2割近くが、その様に答えました。(2012年の日本青年伝道会議の同じ調査では19.5%で項目として「キャンプ」がトップでした。)
また、ある世界的な宣教団の調査で、日本国内で最も多くの人が「キリストを信じた」とされた場所が、ある一つのクリスチャンキャンプであるということでした。そ れは、数万人を集めたクルセード集会や、多くの人の集う大教会や、歴史の長い教会といわれる教会堂では無かったという調査結果です。

これらの結果からわかることは、クリスチャンキャンプにおける福音宣教と聖書教育が、いかに用いられ、この日本の教会で実を結んでいるか、ということです。
「キャンプ」というと、どこか娯楽的なものである様に一部では思われがちですが、クリスチャンキャンプの存在の意義は、まさに「神との出会い」「キリス トへの確信」「御言葉による成長」ということなのです。  私達夫婦も、奥多摩バイブルシャレーの働きを通し、キリストに出会い、献身に導かれ、また、共に伴侶が与えられるという導きを経験しました。人間にとっ て様々な成長過程の中で、集中して御言葉を聞き、自然や楽しい環境の中で心が開かれ、クリスチャンの交わりを通し、神様に出会い、主に在って成長が与えら れることを確かなものと信じています。  これまで約10年の間、奥多摩バイブルシャレーのプログラム担当スタッフをしながら、地域教会の教職者として働きながらの奉仕を続けさせていただいてき ましたが、今日の日本宣教において、ますますこのキャンプの働きが重要であること、用いられることを強じる中で、この働きに専念したいという願いが与えら れました。  これからは奥多摩バイブルシャレーの働きを通し、より具体的に青少年宣教を中心に、さらに世代を超えた聖書教育の場として実現していくために働いてまい りたいと願っています。

 具体的なこととしては、
1、クリスチャンユースネットワークの確立の為に、キャンププログラムを実施すると共に、より優れた内容を備えます。
2、次世代キリスト者を育てる継続的な伝道、聖書教育プログラムを確立します。
3、キャンプの中でなされる奉仕者訓練を通し、教会で用いられる、また、世界宣教において用いられる働き人を育てます。 

 ぜひ、この働きをご理解いただき、この宣教の働きを祈りを持って、共に担っていただくことを、お願いいたします。


(1) 日本福音同盟主催世界青年宣教大会ではプログラム委員として、メインステージプロジェクトチーフをさせていただきました。アンケートに関しての企画立案は 一緒にプログラム委員として奉仕させていただいた中澤信幸先生(日本バプテスト教会連合大野キリスト教会)、國分広士先生(日本福音キリスト教会連合中野島キリスト教会)に よるものでした。感謝いたします。